旦那に隠し事をしているという罪悪感を抱いたまま、夫婦生活を送っている女性は案外多く、この罪悪感をどうするべきなのか?または旦那に隠し事は話すべきなのか?という選択肢に頭を悩ませている場合も数多く見られます。
旦那に隠し事を洗いざらい話すべきなのか?という点については、人それぞれの意見があるかと思いますが、イギリスの恋愛心理学者であるジョングレイは、今までこういった夫婦のカウンセリングを経験して、ある結論を出しています。
今回の記事では、そんな恋愛カウンセラーで数多くの隠し事の悩みを解決してきた、ジョングレイの言葉を参考に、旦那に隠し事は洗いざらい話すべきなのかどうかという結論を、お伝えしていきます。
隠し事は正直に話すべきなのか?
私たちは親密で近しいパートナー(旦那)とは、何もかもを打ち明け合うものと考えています。
夫婦関係において親密に隠し事はしないことは大切ですが、だからといって心の内を何もかも伝える必要はなく、何を打ち明け合うかは取捨選択するべきです。
パートナー(旦那)だけに、自分の欲求のすべてを満たしてもらおうと考えるのは間違いで、むしろお互いを支え合うことが重要です。
実際これは、結婚生活において最もよくある失敗の一つ。
何年間も感じることすべてを口にし、行動していると、愛情や思いやりに欠けた態度でお互いに接するようになってしまいます。
ですから隠し事を隠し通すという選択肢をとる場合は、感情をすべて吐き出し、解決法を示してすっきりしたい…と思う場合、日記に書くとか、親友、カウンセラーなどに話すのが一番です。
さらに隠し事を暴露するという選択肢をとった場合は、ケン力を避けるには「自分が正しい」ことを主張するより、「とこで口を閉ざすか」をわきまえているほうがすっと重要だと考えてください。
隠し事で働くこんな心理
また一方で、隠し事を暴露した時に、高圧的な態度をとって快感を得たり、力を感じたりする人がいます。
これは、両親が同じタイプだったことが原因であったり、幼いころからのトラウマを抱えていることが原因であったり、あるいは自分が未熟すぎる場合などに生じる「不安」が原因です。
例えば、感情を強く噴出させたり、無視したり、脅したり、侮辱したり、懲らしめたりするのですが、この傾向は、男女どちらにも見られます。
隠し事が旦那に伝わった時に、引きこもるのは男性がストレスを処理するためのまともな手段ですが、パートナー(嫁)を懲らしめるため、当てつけるために引きこもることもあります。
一方、 ストレスでガタガタになってしまった男性も引きこもりますが、それがパートナー(妻)を傷つけると知っていて、わざとやっている場合もあります。
また、旦那が引きこもりから回復したときに、罰として今度は自分が引きこもる女性もいます。
いずれにしても、その悪意に満ちた行動が二人の関係をいい方向に導くことはありません。
攻撃的になる旦那には黙るべき
隠し事をしているという状況を何とかしようと女性が感情的になると、お返しにさらに感情的になって彼女を攻撃する男性もいます。
これは、アルコール依存症などの男性によくある傾向で、相手を脅す方法として自分のネガティブな感情を利用するのです。
女性もまた、自分の感情を悪用してパートナー(旦那)を苦しめようとします。
不安を感じると、パートナーに「思い知らせる」とか、「罪悪感を抱かせる」とか、ただ「つらい目に遭わせる」手段として、感情をぶつけるのです。
愛情をかけることを惜しんでパートナーに当てこするようになると、短期的には効果があるかもしれませんが、長期的には恐れや不信を生み、緊張やいさかいが続く原因になります。
また、二人の関係において「あなたが負ければ私の勝ち」という態度も、実は空っぽの勝利です。
愛する人が負ければ、自分も負けなのです。
何にも増して辛いのは、あなたが心に抱いている愛情を出し惜しみすることであり、話し合いを介して互いの違いを埋め、いかに問題を解決していくのかが大事です。
隠し事を暴露して、「二人の関係が成功するか否か」は、そこにかかっています。
ポイントを押さえておこう
いかがだったでしょうか。
旦那に隠し事を隠し通すにしても、旦那に隠し事を暴露するにしても、ポイントをしっかりと押さえておく必要があります。
特に旦那に隠し事を暴露する場合は、事前の心の準備が大事であり、ポイントが分からないまま暴露してしまっては、夫婦関係に大きな支障をもたらすかもしれない、ということを覚えておいてください。
罪悪感を感じるので、自分に正直になって隠し事を話すという勇気も大事ではありますが、夫婦だからといって、洗いざらい話す必要はないのです。
また、「旦那が冷たい理由~昔の関係に修復する方法5選」もセットで読んでみましょう。
旦那が冷たくなってきていると感じるのであれば、ぜひ読んでみてほしい1ページとなります。
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