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アメリカンウォーターフロントの秘密はディズニーシーでも配慮が凄い!!

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アメリカンウォーターフロントの秘密

メディテレーニアンハーパーのドームを抜け、左回りで進むとアメリカンウォーターフロントというテーマゾーンにたどり着く。

ここは古きよきアメリカの港を再現している。

ここには、メディテレーニアンハーバーを海沿いに膨らむように歩いて入っていく。

ここが面白いところなのだが、メディテレーニアンハーバーの風景・雰囲気を楽しんでいる間は、不思議なことにこのアメリカンウォーターフロントの風景は目の中に入ってこない。

確かに、南欧とアメリカでは雰囲気に違いがあるのだが、こういったところにも細かい配慮を感じる。

この効果は、キャラクターの出現にも関係している。

 

メディテ レーニアンハーバーでは、水上舞台でディズニーキャラクターのショーが開催される。

そして、アメリカンウォーターフロントにもキャラクターは現れるのだ。

彼らは世界で一人しかいないのだから、絶対ゲストの同じ視界の中にかぶるわけにはいかない。

 

無論、時間差は十分に活用されているのだが、物理的にも 同時に見ることは不可能な状況がつくられているわげである。

港もそうだ。

アトラクションのエレクトリックレールウェイが通る鉄橋と人道橋によって海は二分され、そこからこのテーマゾーンの港が作られている。

これもまた、物理的に視界をさえぎることによって、異なった二つの世界を分けることの違和感を、なくしているのである。

ここのシンボルは港に停泊するS・Sコロンビア号だ。

ここでもミッキーらのショーが行われ、かつそれにはゲストが参加できる企画もある。

 

そして、次のテーマゾーンにつながる人道橋と併走する、エレクトリックレールウェイの高架橋がうまく目隠しとなって、キャラクターらがディズニーランドとディズニーシーはどう違うのか出現する町との視界を遮っている。

このS・Sコロンビア号は船の形をしているが、実際はビルディングである。

中はレストランなのだが水に揺れるという心配はない。

 

こういった演出も実にうまい。

ここのアトラクションは三つ、エンターテインメントも三つ。

先のメディテレーニアンハーバーから見れば非常に多く感じる。

 

これは、このテーマゾーンはゲストが遊ぶことを主体にしているからであろう。

ディズニーシーでは一つ一つのテーマゾーンが独立しながらも、実うまく回りのテーマゾーンとの役割分担がなされている。

こういったところに総合力が発揮される秘訣があるようだ。

 

ここでは先に出てきた人道橋の他、もう一本の橋が架かっている。

これをわたれば同じテーマゾーンの中で、まったく雰囲気の違った港町に出られる。

ここも古きよきアメリカだから、そこからの視界にS・Sコロンビア号がいても構わない。

 

ちょっとしたショップやレストランなどもあり、一種の休息所的空間になっている。

ディズニーシーは海の面積が広く、それがミステリアスランドマーメイドラグーンなどを囲む形で取り巻いている。

メディテレーニアンハーバーやアメリカンウォーターフロントは、さらにその外周に位置づけられる。

 

すなわち、歩く距離がハンパではないのだ。

これは、ディズニーランドとの大きな違いのひとつといえよう。

何しろ「海」の部分を避けて通るわけだ。

 

適当に休息できるような場所がなくては困るのである。

蛇足ながら、この場合の休息というのは、決していわゆる休息所で休むということではない。

人の多いディズニーシーの中で、雰囲気的に落ち着いた場所ということである。

こういう配慮が、今の商業施設には欠けているのではないだろうか。

 

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