人間関係

自己中心的な人の心理

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自己中心的な人が嫌われる理由は何か

病院に悩みごとを持って訪れる患者さんの中には、大変元気なタイプの人がいる。

動作も活発で、見た目もなかなかお酒落でカッコいいといっていいくらいの人なのだが、そんな人が、なぜか人から信頼されず友人もできないことで悩んでいるのだという。

彼らは、決して精神的な疾患にかかっているというわけではないのである。

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いうなれば、「どうして異性にモテないのだろうか」といった、ごく単純な理由で病院に相談にくるのである。

人から見れば、十分に痩せていてスタイルもいいと思えるのに、またダイエットがたりないとか、胸板が小きすぎるとか、ヒップの格好が悪いという悩みを抱く女性がいるが、それに似ている。

いわゆる考えすぎというものなのだが、病院に来る人は、さらに輪をかけている。

 

まったく恋人でもない、単なる同僚の異性が自分を嫌っているのではないかという相談を持ちかけてくる。

相手は深い関係を持ちたくないとか、仕事に支障がないくらいのほどほどの関係でいいと思っているから、その人には親身に近づいてこないわけである。

それは自然というものでどうしようもない 。

 

このような悩みが生じるのは、いってみればいつも周りの人から自分の存在を認めてもらっていないと、我慢できないというタイプなのであろう。

つまり、自己中心的であるがゆえに、人から愛されない事に悩むのである。

自己中心的というのは、目立ちたがり屋でもある。

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派手で、流行などにも結構敏感で、ブランド物などを見せびらかしたがる。

常に、人より上にいないと我慢できない。

と同時に、人に何かいわれるとすぐその気になりやすく、しかも人を妬みやすいという傾向を持 っている。

 

こうした人が嫌われやすいのは、相手の話をあまり熱心に聞かなかったり、たとえ聞いても、相手の気持ちや立場を推測して一緒に物事を考えてあげようという姿勢がとれないからである。

いわば心が上の空で、人の話を聞き流している。

そのくせ、自分の興味のあることだけは、相手の口をふさいでもしゃべりたがる。

 

これだから、相手は嫌気がきしてあまりおしゃべりもしたくなくなる。

しかもさらに悪いことに、そうしたタイプの人は、自分の自己中心的な傾向にほとんど気づかない。

自分のせいで人が避けて通るようになったのに、「悪いのはあの人だ」と、すべてを人の責任にしてしまう。

 

これを他罰的傾向というが、これでは人に嫌われてもしかたがないだろう。

こうしたタイプの人は、何よりも人を思いやる心を持つことだろう。

たとえば、人がしゃべっているときには、口出しをしないようにし、相手が話し終わったら口を開くといったように、意識して自分を抑えるしかないようだ。

 

関連記事

→人の悩みを聞く時に絶対にしてはいけないこと!

→相手に信頼してもらうためには

 

 

わからないのをいいことに人の陰口を叩くなかれ

 

先だって、あるクルマの販売会社の役員さんと話をする機会があ った。

話の流れから、「好かれる人と嫌われる人」といった話題になった。

すると彼は、「どこにも嫌われるという人がいるもんですね」とこんな話を切り出した。

 

彼の会社にはたとえば、同僚が大変な努力をして新しい販路を開拓して上司から評価されたような場合に、必ずといっていいほど「あの人は努力家だから、そのくらいのことはするだろう」といえない人がいるというのである。

その代わり「あの人はね、ゴマスリがうまいから新規開拓できたんだ」と確証もなく否定的な意見を表明する。

 

かといって、その人が仕事ができるわけではない。

そういう人に限って大した努力もしないから成績は上がらないでいる。

しかも人の実績は恨みがましい口ぶりで批評するから、 人に好かれない。

 

社内で好かれないだけではなく、こうした人柄は仕事のうえでの人間関係にも本人が気づかないうちに表れるらしく、それが仕事上での成績不振にもつながっていくというのである。

そういう人は職場にいづらくなって、結局、一つの職場が長続きしないだろう。

自信過剰というのだろうか。

 

それとも自己中心的なのだろうか。

ともかく、人を常に悪い側面から見てしまう人がいる。

これは、非常に損な性格である。

 

人への批判がさらに陰湿になると、もっと複雑な様相を求めてくることもある。

たとえば、Aさんの前では「素晴らしいですねえ、それがいいんじゃないですか」と、調子のいいことをいっている。

Bさんの前では「Aさんはあんなことをいっているが、 あれは絶対におかしいよ」と平気でAさんの悪口をいう人もいる。

 

会社にしろ役所にしろ、組織にあっては上司と部下というのは宿命的に人間関係というテーマを背負いながら仕事をし、長い間生きていかなければならない。

そういうデリケー トな場所にいながら、 この「裏にまわって陰口を叩く」というマイナーなコミュニケーションは人間関係に致命的な亀裂をもたらすものだ。

もちろん、上司が部下の仕事ぶりを批判することも、あるいは部下が上司を批判することも、それ自体は大変なことだと思う。

 

互いに不足する面を補い合ってこそいい仕事もできるものだし、組織においていい人間関係を培っていける。

しかし、その批判が不当なものであったり、あるいは本人が不在の場所で、陰湿な雰囲気でおこなわれるとしたら、大変な問題になる。

たとえば、部下が何か失敗したような場合、上司はそれをたしなめ、ミスとして指摘することは必要である。

 

この場合、大切なのはそのことを本人に直接いうということである。

絶対に陰でこそこそ叱ってはいけない。

それは本人のためにならないだけでなく、組織内の人間関係にも悪影響を与える。

 

もちろん、思い出したように、ずいぶんあとから注意してもダメだ。

ミスをした直後にそれをすべきである。

これは子供の叱り方と通じるものが あるのではなかろうか。

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