恋愛

心が傷つくのが怖い恋愛をした方に

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心が傷ついているのはあなただけではない

恋に落ちると、「あばたもえくぼ」というくらいで、相手のことはなんでもよく見えるもの。

意識的または無意識的に、相手の欠点もすべて、希望的観測で解釈してしまうからです。

最高の相棒、最高の仲間、最高の友だち、最高の恋人、なんでも理解し合える完壁な人。

問題が起きるのは、愛する人もただの人間であると気づいたとき。

これまでは、自分の勝手な願望を投射する対象として相手を見ていたのにすぎなかったのだ、という事実に直面します。

そうなると突然、白馬にまたがった騎士の鎧にはひび割れが生じ、お城に住むお姫様の美しかった長い髪は逆立ってしまいます。

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わたしは年老いた猫を飼っています。

子猫のときからとりわけ目が美しく、ずば抜けてかわいかった猫は、成長するとともに素晴らしくハンサムで気品のある、賢くて強い牡猫になりました。

だれでもひと目見れば好きにならずにはいられない美しい猫を、わたしは大好きでした。

 

ある日のことです。

猫はどこかで野良猫とケンカをして、負けて帰ってきました。

片方の耳はつげ根まで引き裂かれ、顔中血だらけで全身ボロボロ。

 

しばらくして傷は治ったのですが、裂げた耳はそのままで、美しかった以前の面影はもうありません。

その日以来、猫はどちらかというと醜い猫になってしまったのです。

では、そんな猫を、わたしはもう愛さなくなったのでしょうか?

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もちろん、そんなことはありません。

いまでも変わらず年老いた猫を愛しています。

わたしたちはみな、この猫のようなもの。

 

長い人生のあいだには、だれでもひどく傷つくことがあります。

心のどこかには、猫の裂かれた耳のような傷をいくつも負っていることでしょう。

子どものころの悲惨な思い出などもそのひとつ。

 

あるいは、人間としての尊厳を踏みにじられた経験、容姿や容貌についての劣等感、人前で恥ずかしい思いをした経験、人から好かれないのではないかという恐れ。

何かができなかったり失敗して恥をかいた思い出、いくらがんばってもうまくいかずに打ちのめされた経験など、たくさんあるにちがいありません。

 

わたしたちが、何事においても完壁に自分を出し切れない場合が多いのは、そのような体験をしてきでいるためです。

ところが、人を好きになったとき、ついついそのことを忘れ、相手にはそのような傷はないように思ってしまうことがよくあります。

でも、あなたの彼(彼女)も、きっとあなたと同じように、心のなかには傷ついた小さな子どもが住んでいるのです。

 

完全な人間はいないのだということをよく覚えておくと、相手の不完全さを受け入れることが容易になります。

また、苦しんでいるのは自分だけではないことを自覚していれば、忍耐強きが生まれます。

そうなれば、もっと深いレベルでお互いの傷をよく知り、相手をいつくしみ、相手との愛をはぐくみ、よりよく応え合うことができるようになるでしょう。

 

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