恋愛

彼氏を愛してる・大好きな方が気をつけたいこと

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愛しすぎてしまうのが、なぜいけないの?

恋をすると、必ず相手を愛しすぎてしまう女性がいます。

なぜか愛しすぎて、結局自分が苦しむ結果になってしまうのです。

いわゆる「愛しすぎる女たち」です。

読者の中には、愛しすぎるということを情熱的に愛することと混同している人がいるか もしれません。

でも、実際はこの二つはまったく別のことなのです。

恋をすると、本当に相手を深く愛する女性がいます。

 

こんな女性はまわりから「あなた、彼に尽くしすぎよ。そんなに尽くしていると最後にはあなたがばかを見るわよ」なんて言われることがよくあります。

ですが、本人がそれで幸せならばなにも悪くはありません。

確かに、あまり相手に尽くしてばかりいると、そのうちになにか問題が起きることがよくあります。

 

でも、人は自分が幸せなうちは、どんな問題でも解決することができます。

幸せだということは人生に対して前向きだということです。

そのとき、人は前向きなエネルギーにあふれでいて、襲いかかる問題に果敢に取り組むことができるからです。

 

いろいろすったもんだをしたあげく、何カ月かすると、彼女と彼は一層仲のいい恋人同士になったりもします。

でも、愛しすぎてしまう女性となると、状況はまったく異なります。

私のところに相談にみえたAさんのケースを見てみましょう。

Aさんはそのとき二十八歳で、一つ年下の恋人がいました。

Aさんは出版社で雑誌 の編集の仕事をしていて、フリーライターの恋人とは仕事を通して知り合ったのです。

知り合うとすぐに恋に落ちたAさんは、彼をほかの雑誌の編集者に紹介したり、記事 を書くのを手伝ってあげたり、彼がお金に困っているときは工面してあげたり、なにかと 尽くしてきました。

 

でも、不思議なことに、Aさんの心にはいつも隙聞があいていて、その隙聞が時には ぽっかりとした大きな穴になってしまうこともありました。

「信頼感ってものがいつまでも持てなかったんですね」

と、Aさんはまぶたに涙をためて言いました。

 

「そのうちカレ、浮気しているのがわかったんです」

でも、Aさんは気がつかないふりをしていました。

怒ったりするどころか、前にも増して彼に尽くしました。

 

尽くすといってもたいしたことはなくて、ただ食事や飲みによく誘って、代金はできるだけ自分が払うとか、デートのとき一生懸命にサービスするとか、それくらいのものでしたが・・・。

彼の浮気はすぐに終わりましたが、Aさんの心には強い不安が残りました。

Aさんはまたいつか彼が浮気するんじゃないかという恐怖の中で、彼の愛撫に身をまかせ、夜の快楽に心身ともに委ねました。

 

「変なことですが、不安になればなるほど、夜の快楽は深くなっていきます。でも、夜が終わってしまえば、ただそれだけで、なにも残っていません」

Aさんと彼は、今でも半分同棲のような生活を続けています。

やはり尽くすのは一方的にAさんのほうです。

 

でも、Aさんはもうじきこの生活も終わるだろうと思っているようです。

「四年前にもやはり同じように男の人と付き合って、たまらなくなって別れたことがあります。」

「わたし男の人とはこんな愛しすぎる付き合い方しかできないんでしょうか」

 

Aさんは自分が男の人を愛しすぎ、そのために苦しんでいると思っているようです。

 

もう一つの典型的なケースを紹介しましょう。

あるネットワークビジネスの仕事をして いる女性のケースです。

その女性はBさんといい、ボーイフレンドができると、仕事から私生活まですべて一生懸命に尽くすのです。

 

でも、尽くし方がちょっと変わっていて、なんでも自分がリードしなければ気がすまないのです。

Bさんは有能なビジネスウーマンなので、コネも広いし、仕事の勘所もよくわかっていて、ボーイフレンドは仕事でもよく世話をしてもらっていました。

そのうち自分でするよりも、Bさんと一緒にしたほうがうまくいきそうだということで、Bさんの下で働くことになるのです。

 

でも、なんでも自分でしなければ気がすまないBさんは、あれやこれやとボーイフレンドのすることに口を出し、結局自分だけがするようになり、ボーイフレンドはアシスタントどころかヒモのようになってしまいました。

最初のうちはそれでもよかったですが、そのうち二人の聞には口論が絶えなくなってきて、最後には別れるということになったのです。

「わたし、男には尽くしすぎるから、もう恋はしないわ」 と、明美さんは笑いながらよく言っています。

 

 

「わたしこそが彼を愛している」という錯覚

 

Aさんも、Bさんも、本当の意味で恋人を愛しすぎていたのではありません。

二人とも自分が相手から愛され、必要とされ、頼られたがっていただけなのです。

自分が必要とされ、頼られている聞は、恋人は自分から去っていかないだろうし、そのうち本当に自分を愛してくれるようになるだろうという計算をしていたのです。

 

本当は二人とも恋人に甘えて、すがって、少女のように「わたしをぜったいに捨てないでね」と言ってみたかったのですが、自分の中の弱みや、人一倍激しい寂しさを見せるのがいやで、そんな甘えたことが言えなかったのです。

また、Aさんは自分の心を隠して相手に尽くすことによって、もう一人のBさんの方は、手助けという名目で恋人になにやかやと干渉することによって、恋人に罠をかけ、甘えてみようとしたのです。

 

でも、こんなやり方がいつまでも続くわけがありません。

Aさんは一方的に尽くす自分に、もうすでにひどく疲れてしまっています。

Bさんのほうも、いつまでも自分の本心を関してアネゴをやることに疲れて、彼にいらいらをぶつけ、それはけんかとなり、結局、彼との関係を清算するということを繰り返しています。

 

なによりも、二人とも彼と付き合っていて不幸になってしまうのです。

これが情熱的に男を愛する女性との決定的な違いです。

これでは二人とも実り豊かな恋ができるわけはありません。

 

実り豊かな恋をしたいと思ったら、二人ともまず自分の心の奥をしっかり見つめることから、もう一度始めなければなりません。

自分のA心の中に巣食っている激しい寂しき、空虚感、そんな弱さを見つめ、自覚しなければなりません。

でも、なぜこの二人の女性は、心の中にそんなに激しい寂しきゃ空虚感をもってしまったのでしょうか。

 

Aさんは子供のころ両親が離婚し、大好きだったお父さんとずっと別れて暮らしています。

それで気弱になったのか、中学生のころいじめに遭ったことがあります。

Bさんのほうも両親が離婚し、その後ずっと父親と暮らしています。

 

二人とも幼少のころに人間関係のもろさを目撃し、親のいない寂しさ、頼りなきを味わっているのですが、この経験が二人の心にトラウマを残したのでしょう。

二人ともそのあたりのこともしっかりと見つめ、理解し、自覚しなければなりません。

理解し、自覚しただけで、すぐに自分の中の弱さを受け入れられるとはかぎりませんが、それが第一歩であり、この理解と自覚なくしては自分の弱さを受け入れることはいつまで もできないでしょう。

 

そして、自分の中の弱さを受け入れ、弱さから目をそらさないですむようになって、自分の弱さを克服し、成熟した大人の女性になることができるのです。

実り豊かな恋というものは、成熟した大人だけができるものなのです。

未成熟な男女がやっている「たわむれ」は恋というよりも、夜をまじえた甘え合ぃ、傷つけ合いにすぎません。青春時代の恋はつらいことだらけで、恥ずかしい経験ばかりが思い出されるのはこのためです。

 

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