心理

唇で診る心理。キスをしたがる人とされたがる人の違いが分かる!

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唇で診る!キスをしたがる人、されたがる人の違いは?

キスは、恋人同士の問で交わされる愛の証、そして性的刺激として用いられるが、もともとは母親と乳児の間で行なわれた授乳行為、そして離乳行為に端を発している。

精神分析では、生まれたばかりの乳児がこの世ではじめて経験する快楽は、母親の母乳を吸うことだといわれている。

母乳は、まさに母の愛であり、愛情を求める乳児と愛情を与え続ける母との間には、深い信頼関係が築かれ、乳児はそれを唇に記憶する。

そして離乳の時期になると、離乳食を体験しながら、乳児は幼児へと成長する。

いまは使利な雌乳食が多く市販されているが、かつては母乳から固形食に切り替える。

この時期に、母親は自分の口の中でかみ砕いた食べ物を口移しで与えていた。

 

母親から食べ物を与えられるということは、生きていく力を与えられるということ。

そしてその喜びは、唇と唇の接触からもたらされていたわけである。

授乳期や離乳期に体験した快楽は、その後の行動パターンを確立するものである。

 

母親の乳房を吸うことで得た喜びや、母親から口移しで生命力を与えられた喜びを十分に体験した人には、「唇を触れ合うことによって幸せが得られる」ということがインプットされる。

そして、大人になって再び味わうチャンスが訪れたときには、自然に唇を求めるようになる。

キスをすることによって自分も相手も愛情と快楽を得られるということを理解しているからである。

欲望は唇にストレートに現れる

積極的にキスを求めてくる人は、相手もそれを望んでいると信じて疑わない人である。

自分自身が唇によって快楽を体験しているから、それをイヤがる人聞がいるはずなどないと思っている。

だから、好きな相手に拒否された場合には、大きな戸惑いを見せるだろう。

 

それでも、キスという行為を否定したりはしない。

その後もひるむことなく、自分のキスを受け入れてくれる人を求め続ける。

十分な愛情を浴びて生きてきた人は、人を愛することで喜びを得ようとするからである。

 

また、みずから積極的に求めることはしないが、相手のキスを受け入れる態勢だけは整えている人もいる。

唇の接触によって快楽を得る体験はしているものの、十分な満足感を得られないまま、どこか物足りなきを感じつつ生きてきた人である。

何かの事情があって母乳を十分に与えられなかった、幼いころから母親と引き離された、などの理由が考えられる。

 

愛されたいという思いは人一倍強いが、自分が愛されるに値する人間だという確証を持つことができないのである。

その疑心暗鬼を払拭できるのは、温かなキスによって、愛されているという実感を繰り返し得ることである。

他方で、キスという行為を毛嫌いする人もいないわけではない。

 

恋愛関係にあるにもかかわらず、みずからまったく求めないどころか、相手からの要求にも応えない。

そぶりを見せて近づけば、サッとかわしてしまう。

こういう人は、キスと快楽とが結びついていない。

 

幼いころに結びつくような体験をしてこなかったからだろう。

本能による性的な結びつきは求めるのに、唇による接触を嫌な場合は、人を愛し、人に愛されるためのプロセスの一部がすっぽりと抜け落ちているということになる。

この部分は、人と人との信頼関係の基礎部分である。

 

それを大人になってから構築していくとなると、決して不可能なことではないが、かなりの難作業になる。

そういった相手とは、一生向かい合っていくぐらいの覚悟で臨むべきだろう。

 

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