人間関係

人から好かれない理由はこれかも?

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人から頼まれごとをしたら、 すぐに断る人は嫌われる

正直が必ずしも善ではないということでは、 人から相談ごとを持ちかけられたときの、こちらの反応の仕方というものがある。

人望がある人というのは、日頃から人からいろいろ相談を持ちかけられることが多い。

そんなとき、たとえば最初から到底実現できないように思われることでも、「これはダメ ですね」とか「残念ですが、私にはどうにもなりません」などというのはどうであろうか。

もちろん、正直に自分の判断を告げることはいいことなのであるが、その結果、相手のメンツを丸つぶれにしたり、「あの人は冷たい人間だ」などといわれることが結構多いような気がする。

つまり、正直は必ずしも人生で大成する条件にはならないときがあるとうことである。

では、大成する人間とは、こんなときにどう対応するのだろう。

 

いろいろな成功者の意見を総合すると、このような場合はとりあえず、「それは難しいかもしれませんが、ちょ っと考えておきましょう」と答えるのがベストであるとされている。

つまり、いったんは引き受けておき、その場では返事を延ばし、相談者を帰す。

そうしておいてから、もし多少でも心当たりがある場合は、何日かはこれはと思う人たちに会ったり、電話をかけたりして相談をする。

 

あるいは、まったく見込みのないケースであれば、ちょっと意地が悪いかもしれないが、まるで動かないこともある。

ここでのポイントは、ともかく若干の時間を稼ぐことである。

そうしておいてから、頼みごとを持ち込んできた人に連絡し、「あなたが数日前に頼んできた件ですが、いろいろやってみたが、やはりダメでした」などと告げる。

そうすると、相手も「それはどうも、お手数をかけました。ご苦労さまでした」といって納得してくれることになる。

最初からはっきり言下に断った場合と結局は結果的には同じであるが、返事を延ばしたのと、最初からダメだといったときでは、相手の受け取り方に大きな違いが出てくるのではなかろうか。

つまり、前者の場合は信用が維持されるが、後者は信用が維持されない場合もあるということである。

 

タネを明かせばまことにずるい処世術に思えるが、できないものはできないのだから、しかたがないともいえる。

しかし、できないことでも、ものの言い方によって相手が受ける印象は違ってくるのである。

 

 

人と話すときの注意点がある

 

私は旅が好きなので、話を持ち出してくる人が多い。

「今度の国内旅行はどうでしたか」というような質問だと、相手が旅の専門家でなければ、旅の様子などを気楽にしゃべる。

ところが相手が旅慣れた人であれば、当然のことながら、いささか緊張する。

 

もしかして、私の知らないことも知っていると思えば、私は闘争心を燃やしてしまうことになるからだ。

知識豊富な人が、自分が経験した旅について一方的にしゃべるのを、心安らかに聞いていられないこともあろう。

困るのは、自分の経験だけがすべてだと思っている人である。

 

つまり、聞く耳を持たず、自分の感覚だけを信じているような人だ。

そういう人が、「あなたは、たぶんご存じないかと思いますが、ハワイにもこんな面白いホテルがありますよ」などといってきたとき、それが自分の知っているホテルだった場合、「ああ、あそこには泊まったことがありますが、あなたのおっしゃるようないいホテルではありませんでした。私はひどい目にあいました」などといえば、相手は傷つく。

 

知ったかぶりをする人は、よくこうした間違いをおかして人の心を傷つけ、そして嫌われる。

こうした場合、あまり対抗意識を燃やすのはよくない。

たとえ知っていても知らんふり をしてあげるというのが、相手への礼儀というものだ。

 

もし、間違 って「知っている」と いってしま ったときには、たとえそれが現実にはひどいものであっても、否定的な意見を述べてはいけない。

あくまでも相手の言 い分を認めるように返答をすることだ。

自分に正直であることはいいことであるが、ときには「嘘も方便」で、偽りをいうことができれば、人間関係は破綻してしまう。

 

すべてに 「善 」なることが必ずしもいいとは限らないのである。

対抗意識を燃やすのは いく分か自己中心的になっているからでもある。

また、自己中心的な人は、人を人と思わないような発言をしてしまうことが少なくない。

 

では、自己中心的な人とはどうつきあえばいいのだろう。

レストランで会食しているときに、運ばれてきた料理をひと口食べるや否や、「ああ、これはまずいなあ」などといって、すぐに批判する人がいる。

あるいは、これからみんなで楽しく食事をしようとするときに、「私はお腹がい っぱいだから、食べたくない」などとわざわざ公言する人もいる。

 

傍らの人からいわせてもらえば、料理のおいしいまずいはそれぞれの好みの問題ということもある。

また一方では、お腹がいっぱいで食べられないという人の対極には、とてもお腹が減っていて、きあ、これから勇んで食べようと思っている人がいるかもしれない。

そうした人の都合を考えないで、自分の気持ちや都合ばかりを優先させる人を自己中心的と呼んでもいい。

 

こうした自己顕示性の強いタイプの人とつきあうときは、適当に話を合わせてあげることがいいかもしれない。

相手のものの言い方にすぐに反対したり、言い負かそうとすれば、 相手は感情的になって逆襲してくるのがオチである。

このタイプの人は負けず嫌いだから、論理でかなわないとわかると、大きな声を出したり、捨てぜりふをいって、あくまでも自 分の説を押し通そうとして、相手を押し切ろうとする。

 

そんな人間に真正面から対立する のは、あまり得策ではない。だから、結局、適当に相づちを打って、相手の機嫌を損ねないようにしているほかないということになるわけだ。

 

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