人間関係

マザコン男・ファザコン女の特徴と心理

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マザコン、ファザコンでは恋人はできない?

橋田寄賀子さんのドラマではないが、嫁姑の問題は古くて新しい問題だ。

そこに夫や妻 の問題が加わると、さらにややこしくなる。

嫁姑問題をうまく片づけるには、まずは夫婦の紳をしっかり固めておくことである。

夫婦関係が崩れている家庭では、嫁姑問題に対処することができない。

嫁姑問題をこじらせる妻や夫の傾向として、 妻がファザーコンプレックスであったり、 夫がマザーコンプレックスであったりする場合がよくある。

かつて、息子の新婚旅行に母親がついていったというケースがあった。

 

この母親は、は じめて息子を海外に出すので心配になり、旅行についていったのだ。

きすがに新婚夫婦と同じ部屋には泊まらなかったが、息をひそめて、隣の部屋の様子をうかがっていたそうである。

このケースなどは、 まずマザーコンプレックスを疑ったほうがいい。

 

一方、結婚したばかりの夫が妻の手を借りずに、母親からパジャマを着せてもらっていたという話もある。

妻の自の前で、毎晩、夫が母親からパジャマを着せてもらっているの を見れば、妻たる者、心穏やかではいられないはずである。

この夫婦は結局、離婚してしてしまった。

どうして、このようなマザコン男に育ってしまうかというと、母親の過保護と過干渉が主な原因だ。

もともと母親は息子を可愛がる傾向がある。

それはある意味で、母性愛であ ると同時に異性愛としての感情も入り交じったものといえる。

 

わが子可愛きに、いろいろと手をかけすぎる。

もちろん、息子が小さいうちはそれでいいとしても、大きくなって思春期を迎えても相変わらず母親が干渉しつづけると、男の子は母親を頼るようになり、自立することができなくなってくる。

そして精神的に母親に依存してしまう。

 

これがマザー コンプレ ックスの正体といえよう。

ときには、結婚しても妻と愛情を交わすことができず、三年間指も触れなかったというケースさえある。

マザコンを直すためには、母親から独立するしかない。

 

母親から離れて自活をしてみるとか、遠く離れて住むとか、いろいろな方法が考えられるだろう。

しかし、何といっても母親が息子に干渉することをやめなければならない。

これがいちばん重要なことだ。

 

獅子が自分の子を谷に落として育てるような勇気が必要である。

 

 

ファザコン妻が気をつけること

 

一方、妻がファザーコンプレックスだった場合、夫をバカにする妻になる。

「あなたは何もできない無能力者だ」などと、しじゅう夫を責め立てたりする。

これでは夫のほうはたまらない。

 

とはいえ、マザーコンプレックスにしてもファーザコンプレックスにしても、もともと誰でも持っている傾向なのである。

女の子は父親を、男の子は母親を好きになる。

これはいちばん最初に接する異性ということで好きになってしまうわけである。

 

そして、父親や母親が好きになれないとしたら、人間として成長することができない。

しかし、やがて大人になっていくと、女の子は父親を乗り越え、男の子は母親を乗り越えることになる。

つまり、子供は母親や父親を乗り越えることによって、はじめて一人前の大人として独立するわけである。

 

これが通常の大人になる心のプロセスである。

ところが、何らかの理由で、父親や母親 を乗り越えることができないまま、成長してしまうことがある。

それがファザーコンプレックスであり、 マザーコンプレックスということになる。

 

いうなれば、心の成長が子供のままで、肉体的な面だけが大人になってしまった状態をいうわけである。

体は大きいが、心理的には乳離れしていないという状態である。

どうして乳離れができなかったかというと、多くは過保護、過干渉からである。

 

手とり足とり、母親が息子を可愛がる姿はほほえましいが、しかし、幼児のうちならともかく、大きくなっても母親が息子に干渉しつづけると、息子は独立心をなくし、いつまでも母親の力に頼るようになる。

つまり、すべて母親が段取りをしてやらなければ、動くことができれいな男になってしまうのだ。

ファザーコンプレックスの女性の宿命的パターンは、いつまでも自分の父親を理想像 として抱き続けているために、自分の夫や彼氏がバカに見えるということになる。

 

彼女は、父親の人間像を心の底に影のように抱いていて、異性を見るのもすべてその「父の影」を通して見ている。

だから、若い男性が物足りなく思えたり、ときには興味を持てないことが多い。

つまり、父親のようにお金も包容力もあり、きらに社会体験も豊富でどんな悩みにも余裕を持って相談に乗 ってくれる男性を「理想像」として求めてしまうのである。

 

 

マザーコ ンプレ ックスの場合

 

マザーコンプレ ックスほど表面的には目立たないことが多いので、本人も周囲も気づかないことも多い。

しかし こうしていつまでも「理想像」を追うのは、現実問題としては、いささか危険であるともいえる。

「父親的独身男性」にうまく出会えればハ ッピーだが、なかなかそう はいかないからである。

 

若い男性はまだいろいろな面で未熟だから、彼女の頭の中にある理想像には到底かなわないのである。

そこで、多くはかなり年上の年齢の男性を恋愛の対象に選んでしまうということになる。

すると、そうした男性は大抵は妻子持ちであるから、不倫関係になってしまう。

 

そのために、恋愛が成就することが少なくなり、結局は、泣いてあきらめることが多くなってしまうということになる。

だから、ファザーコンプレ ックスを持つ女性が幸せをつかむためには、理想の男性像のレベルを下げるということが必要であろう。

自分の父親を100点としたら、80点の男性で手を打つというように発想を変えるのが肝要だ。

 

もともと結婚は、女性にとってゴールと考えられがちであるが、実際は、結婚してからはじまることのほうが多い。

相手の意外な欠点に気づくのも結婚後である。

そこで「結婚 はゴールだ」と考えていた女性は、「こんなはずではなかった」といった幻滅感を味わうことになる。

 

しかし、結婚生活というものは、本来、最初からあるものではなく、二人で懸命に築き上げていくものである。

父親より若い人は、当然ながら何かにつけ未熟だ。

しかし、その未熟な点にむしろ若きというものの可能性が秘められていると考えるべきであろう。

 

その未熟な若きに魅力と期待を感じ、一緒に成熟しつつ共に人生を生きようという気持ちに切り替えればどうだろう。

そうした男性観を持たずに安易に結婚すると、結局離婚の憂き目にあうことが多く、 「見えない影」だけを相手に生きるという淋しい結果になりやすいのだ。

 

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