ペテン師がお金持ちを洗脳して〇千万円だまし取った…なんてニュースを、一度でも耳にした人は多いのではないでしょうか。
なぜ人はペテン師に騙され、普通なら分かるような嘘を見抜くことができないのでしょうか。
今回の記事では、そんなペテン師が使う洗脳方法について、7選にまとめてみました。
この1ページを読むことで、あなたがペテン師に洗脳される確率をグッと下げることができるはずです。
「恐るべき7つの罠」
夜の秘め事から会議に至るまで、私利私欲に走り、よからぬことを企む人間に振り因されることのないよう、情報をきちんと整理し、簡単に評価する方法を学んでいこう。
ペテン師が得意とする手口はいろいろあるが、その中には、人を思いどおりに動かすことのできる恐るべきトリック(洗脳方法)が7つ存在します。
だが幸いなことに、手口さえわかれば、気をつけることができる。
その強力な洗脳方法とは、罪悪感、おびえ、うぬぼれ、恐怖、好奇心、好かれたいという欲求、そして愛情などに巧みにつけ込むものです。
こうした手を使うペテン師はみな、理詰めから感情論へとあなたを誘導しようとします。
行き着く先はでこぼこだらけの競技場のようなものです。
ペテン師は素のままでは勝てないことを知っているから、以下の戦略のどれか一つを使うか、いくつかを組み合わせることで、あなたの感情をうまく操作しようとするでしょう。
恐るべきトリック(洗脳方法)7選
ここでは、ペテン師が使う7つの心理テクニックについて、お伝えしていきます。
主に、心理テクニック→例の順番でご紹介していきます。
罪悪感を抱かせる
例.「よく、そんなことが言えるわね。私のいうことが信じられないなんて、もう私の心はズタズタよ。あなたって人が分からなくなったわ」
怯えさせる
例.「どうした、決断もできないのか。そんなに自分に自信がないのかね?」
うぬぼれさせる
例.「お見受けしたところ、なかなか頭の切れる方のようですね。私はあなたの目をごまかすようなまねは一切しませんから。だって、無理ですよ。あなたなら一瞬にして私の本心を見抜いてしまうでしょうから」
恐怖心を与える
例.「この取引は全てなかったことになるかもしれないねえ。君は自分が何をしているのか、当然分かっているはずだよな。どこへ行っても、これ以上条件のいい話はまずないと思うがね。ことを丸くおさめるには、これが最後のチャンスだぞ。満足がいかないにしても、なぜ一か八か賭けてみないのかね」
好奇心をくすぐる
例.「さあ、一度切りの人生だ。試してみてください。いつでももとの状態に戻れますから。おもしろくて胸がドキドキする。これぞまさしく冒険っていうやつですよ。試してみなけりゃ分からない。どうなるか見届けておかないと、きっと後悔しますよ」
好かれたいという欲求
例.「私は君こそ真の競技者だと思っていたんだが。ほかのみんなだって、そう思っていたのに、私たちの期待が裏切られるとは本当に残念だ。約束を取り泊されて、快く思う人間など一人もいないぞ。今回は、君の実力を証明するチャンスじゃないか」
愛情を注ぐ
例.「愛しているなら、疑ったりしないはずよ。もちろん、私は本当にあなたのためになることだけを考えているわ。ウソなんかっくはずないじゃないの。あなただって、心の中ではちゃんとわかっているくせに。あなたが思い切ってその気になってくれさえすれば、私たち、ステキきなおつき合いができるし、将来、二人に奇跡が起こるかもしれないじゃないの」
ペテン師は、この7選を使いこなす
ペテン師は時と場合によって、この洗脳方法の7選を使い分けることができます。
特に人を疑わず、感情に流されやすい人ほど騙されやすいので、ペテン師の格好の鴨となるでしょう。
非常に違和感なく、上手に洗脳していくのがペテン師であり、徐々に信頼関係を構築していくことが非常に上手なので、騙される人は「あの人が悪い人なわけが無い!」と、普通なら気づくようなことに気づかなくなってしまうわけです。
洗脳されない為の心得
いかがだったでしょうか。
最後に、洗脳されない為の心得をお伝えしておきます。
物事は客観的に見る、あるいは聞く。
一つひとつの言葉だけでなく、その意味するところをきちんととらえる。
7つの洗脳方法のような汚い手を使われると、事実を認識する力がゆがめられてしまいます。
だから、ここにあげたような感情が思考の中に入り込んできたら、そんなものは一時棚上げにして話を聞くと共に話し手をよく見ることが大事です。
ここにあげた例のようなことを言われたら、ひと呼吸おいて、その場の状況をよく考えてみましょう。
感情的になってすぐに行動してはいけません。
落ち着いて、事実を客観的に総合すれば、ペテン師に洗脳された挙句、操り人形にならずにすむはずです。
また、「損得勘定で動く人の性格と対策方法4つ」もセットで読んでみましょう。
ペテン師は常に損得勘定で動く癖がついているので、こちらも一緒に読んでみることにより、より人を見る目がつくのではないでしょうか。
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