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ディズニーリゾートはなぜ人気なのか?サービスは関係する?

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ゲストをいい気持ちにさせて誘う付帯施設のサービス戦略

ホテルミラコスタと他のホテルの違い夢の演出者になる、ディズニーリゾートの大きな特徴のひとつに、ディズニーシーの敷地内にホテルをつくったこ
とがあげられる。

この発想はまさにコロンブスの卵だ。

こうしてできてしまうとなんとなくありがちのように思うものだが、なかなか同一敷地内につくるという発想は生れにくい。

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すでに廃園となったが、香川県のレオマワールドもリゾートとして集客を狙うべく、テーマパークとホテルを経営していた。

しかし、これらは隣接してはいるものの同一敷地ではなく、ホテルは日航ホテルの経営であった。

すなわち、観光地に宿泊施設を備えるという考え方は、何もディズニーリゾートが初めてというわけではないのである。

 

古くからある温泉地は温泉と旅館が同一敷地内の一体経営だ。

今でこそ温泉と旅館というのは切っても切れないが、もともとは風呂と宿泊施設なのだから別物である。

しかし、温泉地に地元の人間だけを呼び込んでもたかが知れており、商売として行うためには宿泊施設が必要になる。

 

まして、温泉では「湯治」と呼ばれる、一種の医療行為のような性格も持っていたため、長く滞在したいというニーズも多い。

すると、宿泊だけではなく食事もいろいろ工夫が必要になる。

特に現代では「宴会」というジャンルも重要になっており、その方面の設備も整えなくてはいけない。

 

これらは同じ旅館の中で経営されており、考えようによってはディズニーリゾートがそれをまねたに過ぎないといえないこともない。

では、何がこれらとディズニーリゾートの差になっているのか。

レオマワールドとはいうまでもなく内製と外注の差がある。

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しかし、温泉旅館は内製である。

本当の差は内製か外注かということではなく、それぞれの位置づけにあるといえよう。

ディズニーリゾートはディズニーシー・ディズニーランドだけではなく、ミラコスターイクスピアリなどを含んだ集合体のことを指している。

 

別に何が主体で何が従属しているということはない。

確かに、ゲストにとってはディズニーシーやディズニーランドが中心なのかもしれないが、それぞれが独立して経営されているのである。

要するに、ディズニーリゾートをひとつの施設と考えた場合、それぞれがテーマゾーンの役割を果たしているのだ。

 

ディズニーリゾートの強みのひとつはここにある。

ディズニーシーというのはひとつのくくりだが、その中には独立したテーマゾーンがある。

そして、そのテーマゾーンはひとつのくくりだが、その中には独立したアトラクションやショツプーレストランがある。

 

一つ一つが独立してゲストを満足させる要素を持っているのだ。

それだけではない。

その逆もまた成り立っている。

 

独立したそれらのものは、テーマゾーンというひとつのくくりの中に統一した世界をつくっている。

テーマゾーンもまたディズニーランドやディズニーシーというくくりの中で、ひとつの世界を構成している。

すなわち、個々が独立してそれぞれの性格を維持しながら、全体では統一したカラーを持つ、たとえはよくないかもしれないが「軍隊」のような構成形態を持っているということなのだ。

 

先に温泉旅館との違いを示したが、実は温泉旅館でもこの形態をとって成功しているところはある。

温泉と旅館と食事にそれぞれ力を入れると同時に、それらを調和させているのである。

逆の例をあげると、ある温泉旅館にすぱらしい岩風呂があるとする。

 

そして部屋は高級ベッドにロココ調の調度で飾った部屋になっており、食事は超一流のシェフによる四川料理。

果たしてこれで客は満足するだろうか。

中にはOKという人もいるかもしれないが、あまりに調和の取れていないこのパターンでは、いくらそれぞれが一流でも互いにその良さを打ち消し合ってしまう。

 

重要なのは、そこで何を提供するかということ、逆に言えば客はそこに何を求めているかということなのである。

そういった意味では、ディズニーリゾートはこれまで何度も述べてきたように、ゲストに対してディズニーワールドを通して「夢」を提供する施設なのである。

もちろん、ミラコスタはホテルとして一流ではあるけれども、そこで何万円もする超高級ディナーや、帝国ホテルをしのぐような飾り付けやサービスまでは必要ないのである。

 

安くはないが、ある程度リーズナブルな価格設定のできる範囲で、いかにディズニーワールドを演出できるかというほうが大切なのである。

その絶妙なバランスと、ミラコスタならではのディズニーワールドを提供しているから、ディズニーシー・ディズニーランドとともに相乗効果をあげることができるのだといえるのである。

 

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