ディズニーシーポートディスカバリーの秘密!


ポートディスカバリーの秘密

寂れる要素が多いのに人が集まる。

ここは陸地の面積が極端に狭く、大半を一目で見渡せる。

アトラクションは三つだが、その内のひとつ「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」は、隣のテーマゾーン「アメリカンウォーターフロント」から来ている鉄道で、いわば同じアトラクションがその性質上かぶっているに過ぎない。

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すなわち、実質的なアトラクションは二つしかないのである。

しかも、通路は非常に単純で、残る二つのアトラクションを利用しないゲストは、ここがテーマゾーンと気づかないような心配さえある。

メイン通路を境に「海」側にアトラクションがあり、そこに用がなければ脇にそれることはない。

 

ディズニーシー・エレクトリックレールウェイの駅は反対側にあるが、そこには脇道のような通路とレストランがある。

いずれにせよ、ディズニーシーの中で一番寂れたテーマゾーンになる要素が揃っているのだ。

ところが、実際は人の往来が激しい。

 

その理由は二つ考えられる。

一つ目はこのテーマゾーンの通路は単純ではあるが、そこには四つのテーマゾーンに行く道がつながっていることにある。

ディズニーシーのテーマゾーンの配置は、外周に沿って5つと、中心部に2つである。

 

ちなみに、ディズニーランドはほぼ放射状に7つある。

この違いは、ディズニーシーに「海」の部分が多くあるためだといえよう。

先にも述べたとおり、これがディズニーシーにおけるゲストの歩行距離を伸ばしている主たる要因なのだ。

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ある実験では、どちらも平日の晴れた日に約20時間滞在した場合、大人の移動距離はディズニーランドが約9kmであるのに対し、ディズニーシーは約14kmに及んだのである。

このことからもわかるように、ディズニーシーはテーマゾーン同士が「海」によって隔てられていることも多く、その連絡は橋によってなされている。

すなわち、テーマゾーンの行き来はディズニーランドのような「面」ではなく、「点」によって結ばれているのだ。

 

一般の道路でもそうだが、川によって隔てられているところは、橋の部分に交通が集中して渋滞する。

このテーマゾーンもこれとまったく同じ原理なのだ。

ロストリバーデルター、アメリカンウォーターフロントー、メディテレーニアンハーバーとの接点付近には、必ず橋がかけられている。

 

ミステリアスアイランドとは面で接しているが、プロメテウス火山の山壁に遮られ、洞窟のようなトンネルを通って行き来することになる。

このように狭まった出入り囗により、人の流れが集中するためテーマゾーン内の通路が単純な構造でも、たくさんのゲストがここを通るわけである。

橋やトンネル・洞窟のようなところを通るたびに、次はどのような世界が広がるのか期待に胸を膨らませ、次のテーマゾーンに入ると同時にその世界に違和感なく溶け込ませる演出が、そこにあるといえるのである。

 

もうひとつは、ここは未来の気象研究所という設定になっていることだ。

確かにこのテーマゾーンは、他と比べて陸地が狭い。

しかし、それは未来の気象研究所なのだから、そのロケーション上では当然の設定なのである。

 

正面にプロメテウス火山、右手に二十世紀初頭のアメリカ、左手に中央アメリカの古代文明があるとは思えない位置付けである。

それぞれまったく違った世界を現すテーマゾーンから来たゲストが、そのギャップの中で未来の気象研究所に新たな興味を見出すのは、ディズニーシーならではの演出である。

レストランはヨットクラブを想定したメニューになっているだけでなく、たぶん他所では置いていないであろう斬新なメニューを含んでいる。

そういった細かいところにまで配慮している姿勢が、一見条件の整わないテーマゾーンにもゲストを集める仕掛けになっているのであろう。

 

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