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ディズニーシーアラビアンコーストの秘密!

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アラビアンコーストの秘密

独特なアラビアンナイトの世界。

このテーマゾーンはディズニーシーの中で、もつともディズニーランドに近いところにあるもののひとつだ。

地図で見るとトウーンタウンーファンタジーランドとほとんど背中合わせなのだが、中にいるとそのような感じをまったく受けない。

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アラビアンコーストはアラビアンナイトの世界というだけに、その雰囲気は一種独特のものがある。

アトラクションは三つ。

そのうちマジックランプシアターはいわゆるマジックショーで、これまでにあまり例のないタイプのものだが、後の二つはディズニーランドにその類似形態のアトラクションが存在する。

 

シンドバッドーセプンヴォヤッジはイッツ・ア・スモールワールド、キャラバンカルーセルはキャッスルカルーセルといった具合だ。

それぞれは悪く言うと単に演出を変えただけのものであり、原型はまったくといってよいほど似通っている。

それだけに、万一アラビアンコーストの奥から、微かにでもイッツーアースモールワールドの聴きなれた音楽が聞こえてきたりすると、間違いなく興ざめしてしまう。

 

しかし、当然のことながらそういったことは一切ない。

何も知らないゲストはそんなことに気づきもしないのであろうが、上空から見れば地理的に近接している両者の間にも、まったく違う世界として干渉しないような配慮が、設計の上でなされているのである。

干渉しないといえば、アトラクションのシンドバッドセプンブオがその最たるものといえよう。

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先述のように原型はディズニーランドのイッツーアースモールワールドにある。

建物の中をボートで探検していく設定になっており、イベントはいくつかの小部屋ごとに発生する。

全体的にはシンドバッドの冒険がテーマになっているのだが、小部屋ごとに違った冒険のイベントが発生する。

 

当然、一連のストーリーになっているものの、それぞれの小部屋のイベントの音や光が干渉し合ってしまうと、おもしろさも半減してしまう。

先の小部屋の余韻を残しつつ、新たな小部屋のイベントに興味を引くような設計は、かなり高度な計算を基に作られているのである。

また、ここも休日などには人気スポットとなるため、入り口からポートに乗るまでの間に長い廊下が存在する。

 

他の屋外アトラクションと違い、屋内のものは列の先頭の見通しを確保するほど、そのスペースに余裕があるわけではない。

そこで、列に並ぶゲストの苦痛を緩和すべく導入されている工夫が、シンドバッドが航海に出るまでの物語をその壁面などに描くことである。

アラビアンナイトの世界よろしく、その廊下も石の回廊を模してあり、これから始まるであろう冒険の雰囲気を高めている。

 

これらを楽しむうちにボート乗り場に到着する。

これならば、確かに待つことに対するクレームはあまり発生しないであろう。

テーマゾーン内部の町並みは少し入り組んでいるところがある。

 

特にショップがある建物は、アラブの路地裏をイメージさせるつくりだ。

このテーマゾーンがディズニーシーの中で、一番「海」や「水」を連想しない造りになっているが、そんなことはまったく気にならない。

ディズニーシーはこういった独立性の高いテーマゾーンが、混在することによってゲストを魅了しているのだ。

 

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